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飛田哲也の雀キチ時事放談 カリスマ(?)コラムニスト飛田哲也が、古今東西、麻雀と関わりのない時事ネタを無理やりこじつけてコラムにしてみました!

第4回 「意外性の男」

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「意外性の男」が総理大臣になった。福田首相である。なぜ「意外性」なのかは、彼の発言からうかがい知ることができる。森内閣当時、官房長官だった福田氏は総理の失言等の弁明に追われ「弁明長官」といわれることもあった。皮肉を込めたユーモアのある?言い回しは彼の真骨頂だが、あの飄々としたキャラクターからすると意外な発言をしている。

自民党の太田代議士が、かの「スーフリ事件」について「レイプする人は元気がある」発言をして批判に晒されたが、その件に関して福田氏のコメント「女性の方にも「いかにもしてくれ」っていう(服装)の(女性が)いるじゃない。女性も悪いんだから、気をつけなきゃいけないんだよ。男は黒豹なんだから」。 ああ見えて、福田氏は黒豹なのだそうだ。意外だ。

政界入りしたのが58歳と遅かった福田氏が、過去どのようワルさをしたのか分からないが、ああ見えて手が早いのかもしれない。

ホテルに連れ込み、行為が終わったあと「キミ、気をつけないと。男は黒豹なんだから」とか言って説教垂れたりしていたら結構笑えるが。少なくともキャバクラで「キミ、こんな格好で働いて恥ずかしくないのかね。私とホテルに行きたいのかね」と説教を垂れた経験は一度や二度じゃないはずだ。さすがに総理の仏頂面なイメージを考えると、見逃せない発言である。

だが、この「意外性」ってやつはよい意味でも悪い意味でも物事に左右される。このときの発言が、総理になってから注目されると、実は「ムッツリ総理」なのではないかと国民に悪いイメージを与えてしまう。

「意外性」とは、普段穏やかな人が怒ったり、普段鬼のような仁義の方が笑ったりすると、前者はイメージダウン、後者はイメージアップとちょっとした「意外な行動」が、イメージに大きな影響を与えがちである。

麻雀にしても、いかにも引っかけをしない人が筋引っかけをすると、簡単に引っかかる。おまけに心理的なショックを与えられ、疑心暗鬼に陥らせることができるだろう。オイラはその点「意外性の男」であるし、実際そう呼ばれている。

リーチ後の捨て牌で筋引っ掛けになりやすいカンチャン待ち大好きだし、字牌単騎待ちもワクワクする。でも、もう仲間内ではバレているので、あんまり通じない。っていうか、結局多面待ちの方が有利に決まっているので、往々にして自滅する。「意外性」はたまにトラップを弄するから効果を発揮するのだが、これだけ繰り返していると全然「意外性」ではないのである。

しかし、「オイラが勝つと驚かれる」という意味で「意外性の男」と呼ばれている現実は、とても悲しいものだ。

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